こんにちは、のばです。
SES業界における通称 ”現場=常駐先” で働いている皆さんは少なからず新規案件に移る際などに営業と触れ合う機会もあるかと思います。
今回の記事では、そんなSES業界の ”エンジニア目線で信頼できる営業” の要素をお伝えします。
みなさんも担当営業に不信感を抱いた際には、この要素に当てはまっている営業かどうかチェックしてみてください。
<その1>案件詳細を把握できている
まずひとつめの要素は
案件詳細を把握できている
ということです。
案件詳細とは、
- プロジェクトの概要(何の為のシステムなのか)
- プロジェクトの全体人数規模感、チームの人数規模感
- プロジェクトの現在のフェーズ
- プロジェクトにおいて自分が担う業務範囲
- 業務に求められる技術スキル
- 就業先の場所、最寄り駅、最寄り駅からの通勤時間
- 勤務時間( 基本平日の 9:30開始~18:00終了 トカ)
- 案件商流( エンドユーザ ⇒ 大手Sier ⇒ 自社 トカ)
- etc...
上記の様な内容です。
最低限このくらいの内容は知っていないと案件を紹介されるエンジニア側としては信頼できませんよね?
逆にこういった内容を準備しないで案件を紹介してくるのがいわゆる ブローカー と呼ばれている会社の方々です。
ブローカーとは?
自社の社員(プロパー)をもたず案件と人材のマッチングだけを行い、中間マージンだけを抜いていく会社や営業のことをいいます。
実際にはブローカー会社の社員はその案件に参画しているわけではないので、現場でトラブルなどがあった際には何も役目を果たしません(むしろ情報伝達に支障をきたすだけなのでデメリットしかないです)。
担当営業から紹介される案件について質問をした結果、納得のいく回答がもらえない場合には担当営業の変更を打診してみることもお勧めします。
でないとあなたの貴重なスキルアップの機会が失われるかもしれません。
<その2>技術的な会話も通じる
ふたつめの要素が
技術的な会話も通じる
営業です。
当たり前かもしれませんが、よほど営業力のあるエンジニアでないと基本的には営業があなたの次の案件を探してきます。
その為、現在のあなたのエンジニアスキルや、今後学んでいきたいスキルを担当営業が把握していないと全く希望している方向性と違う案件を紹介されかねません。
そんな案件でもきっぱりと”ノー”と言える人であれば断れますが、妥協したり営業の推しに流されたりすると数ヶ月~数年にかけて無駄な時間を過ごしてしまう可能性があります。
そうならない為にも、本来は営業が技術的なことも日々勉強すべきではあるのですが。
そうはいってもそんなに出来た営業ばかりが多くないのが現実ですので。。。
自分からも今後の案件に希望するスキルを伝える努力をしてみてください!
ダメな営業の肩を持つわけでは無いのですが、少なからずお互いの歩み寄りが必要な業界です。全てを『営業のせい』にしてしまうのは楽なのですが、自身の今後の効率的なキャリアアップの為と言い聞かせて、少し営業に寄り添ってあげてもらえればと思います。
<その3>現場退場の判断が早い
最後の要素が、
現場退場の判断が早い
営業です。
まず、前提として営業は無駄な稼動はかけたくありません。
『 無駄な稼動=利益に繋がらない稼動 』 です。
つまり極論、「案件を決める営業は有益ですが、退場の為の営業は無駄」なのです。
そういう背景があるため、プロジェクトが満了していない状況で営業に案件を退場したい意向を告げると露骨に嫌がる営業も少なくありません。
でも、本当に出来る営業は、マイナスな動きこそ迅速に対応します、
ここでポイントとなるのはまず、きちんとヒアリングが行われること。
例えば、
- なぜ退場したいのか?
- 稼動が高すぎる?
- 人間関係?
- スキルアンマッチ? - 退場希望時期は?
とかとか。
これらも聞かないうちに、
とか
とか言い始める営業は信用できません。直ぐに上司に相談しましょう。笑
※とはいえ!エンジニア目線といっておきながらすみませんが。。
現場入場して1週間もたたないうちにしょうもない理由で言うのはやめましょう。
例)話が合いそうな人がいない。ビルがお洒落じゃない。カフェが近くにない。とか
最後に
今回の記事では、
信頼できるSES営業の要素はこの3つ
というテーマでお伝えしましたが、みなさんの会社の営業はどうでしょうか?笑
兎角、SES業界だと営業はエンジニア人生に大きく影響を及ぼします。
自分のスキルアップの為にも「信頼できる営業」を見極める力を備えてください。
もし今後のエンジニアとしてのキャリアに不安を覚えている方はTwitterでDMをいただければ私でよければ相談にのりますのでご連絡ください。
それでは、今回も最後まで読んでくださり有難う御座いました。